【iOS 7】iPhoneの受話音量やアラーム音量の設定方法

ios7-volume_004-200x300以前「【解説】iPhoneには4種類の音量がある」という記事を書きましたが、今回はiOS 7での設定方法を解説します。
音量設定で特にわかりにくいのがアラーム音量受話音量だと思うので、それらを中心に説明します。

iPhoneには7種類の音量がある

追記 (2014/04/03)

以前「iPhoneは4種類の音量がある」と書いていましたが、正しくは「5種類」です(下記の「さらに追記」を参照)
以下の4種類に加えて「Siri」の音量も別に管理されています

匿名さんよりコメントにて教えて頂きました。ありがとうございます。

さらに追記 (2014/04/08)

イヤホン接続時の音量の中には「音楽・アプリ内音量」「受話音量」「Siriの音量」が含まれており、全部でiPhoneには7種類の音量があります。
内蔵スピーカーのときの音量とイヤホン接続時の音量でそれぞれ記憶されているので、一度設定しておけば「イヤホンを接続するたびに音量をいちいち下げる」という煩わしさも必要ありません。

「着信・通知音量」はイヤホンの有無で区別されておらず、共通の音量になります。

  • 着信・通知音量
  • 音楽・アプリ内音量
  • 受話音量
  • Siriの音量 (2014/04/03 追記)
  • イヤホン接続時の音量
    • (イヤホン接続時の)音楽・アプリ内音量 (2014/04/08 追記)
    • (イヤホン接続時の)受話音量 (2014/04/08 追記)
    • (イヤホン接続時の)Siriの音量 (2014/04/08 追記)

アラーム音量は「着信・通知音量」と連動しています。

着信・通知音量

  • 設定で「ボタンで変更」がオンになっているときに、ホーム画面で音量調節ボタン([+][-]ボタン)を押す
  • 設定の「サウンド」でバーをスライドして調整する

「ボタンで変更」は設定の「サウンド」でオン/オフを切り替えられます。オフの場合は、ホーム画面で音量調節ボタンを押すと、後述する「音楽・アプリ内音量」が調節されます。

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音楽・アプリ内音量

音楽を聴くときの音量や、音を出すアプリ(「パスドラ」や「Sleep Cycle」など)の音量を調節できます。なお、アプリごとにバラバラになっているのではなく、すべて共通の音量になります。
例えば、「パスドラ」で音量を下げた場合、音楽を聴くときの音量も一緒に下がります。

  • 設定で「ボタンで変更」がオフになっているときに、ホーム画面で音量調節ボタン([+][-]ボタン)を押す
  • 音が出るアプリを表示している状態で、ホーム画面で音量調節ボタン([+][-]ボタン)を押す
  • 「コントロールセンター」でバーをスライドして調整する

「コントロールセンター」はホーム画面下部から上にむかってスワイプすると出てきます。

「コントロールセンター」でも音量バーがあります。先ほどの「着信・通知音量」はこれではないので注意。

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受話音量

  • 電話中に音量調節ボタン([+][-]ボタン)を押す

設定から調整できればいいのですが、受話音量は電話中にしか調整できません。

でも、電話アプリから「留守番電話」を起動すれば、相手からの電話を待つことなく音量調節できます。

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このときに音量調節ボタンを押すと、受話音量を調整できます。個人的にiPhoneは受話音量が小さいと思うので、最大にしておいてもいいと思います。

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Siriの音量 (2014/04/03 追記)

実は上記4種類以外に、Siriの音量も別になっています。調節方法は

  • ホームボタンを長押ししてSiriを起動中に音量調節ボタン(本体横の[+][-]ボタン)を押す

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Siriを普段使わない人はSiriの音量だけ最小にしておけば、「会議中にポケットの中でSiriが起動しピピッと鳴って恥ずかしい思いをする」こともなくなるかもしれませんね。(ちなみにSiriの音量はゼロにはなりませんが、「1」にしておけばほとんど聞こえません。)

イヤホン接続時の音量

iPhoneはイヤホン接続時の音量を記憶しているので、イヤホン接続時に調整した音量は接続時のみ有効です。イヤホンを外すと、イヤホン接続前の音量に戻ります。

イヤホン接続時の3種類の音量 (2014/04/08 追記)

イヤホン接続時は、次の3種類の音量

  • 音楽・アプリ内音量
  • 受話音量
  • Siriの音量

がイヤホン未接続時のときと区別されています。例えば、

  • イヤホンを付けていない状態で音量「6」に設定
  • イヤホンを付けた状態で音量「2」に設定

しておけば、以降イヤホンを付けたり外したりしても、ずっとその音量を記憶してくれています。

これは知っておくと便利なので、ぜひ覚えておきたいです。

まとめ

iPhoneの音量管理は少しややこしいかもしれませんが、どの音量が何を指すかしっかり覚えておきたいものです。
アラーム音量は「着信・通知音量」と連動していることにも注意しましょう。

音量の種類が多すぎてわかりづらいので、最後に表にまとめました。

内蔵スピーカー音量 イヤホン音量
着信・通知音量 (共通)
音楽・アプリ内音量
受話音量
Siriの音量

全部で7種類ですね。正直最初はかなりわかりづらいと思います…。