【解説】iPhoneには4種類の音量がある
Phoneユーザーのみなさんは、iPhoneには4種類の音量が存在することを知っていますか?
音量を調整したくて何気なく音量ボタンで音量を調整するとき、このようなバーが出現すると思いますが、どの画面で音量を調整するかでどの種類の音量が調整されるかが変わってきます。
4種類の音量とは
iPhoneには、次の4つの音量があります。
- 着信・通知音量
- アプリ内音量
- 受話音量
- イヤホン接続時の音量
1つずつ詳しく見ていきます。
着信・通知音量
電話の着信音量や、プッシュ通知の音量を指します。アラームの音量もこれに含まれます。
これらの音量は
- 設定で「ボタンで変更」がオンになっているときに、ホーム画面で音量調節ボタンを押す
- [設定]-[サウンド]-[着信音と通知音]でバーをスライドする
のいずれかで調節できます。
「ボタンで変更」は、初期設定ではオンになっています。設定からオン・オフを切り替えることができます。
アプリ内音量
「アプリ内音量」は着信音などとは違い、アプリ内で発する音の大きさのことです。特にゲームのアプリなどで音量調節することが多いですね。音楽を聴くときの音量もこれに含まれます。
この「アプリ内音量」はアプリごとに個別になっているわけではなく、すべてのアプリで共通の音量になります。
- アプリを起動している状態で音量調節ボタンを押す
- ホームボタンをダブルクリックして現れるメニューを右へ2回スワイプして、出てきた音量バーを調節する
- 「ボタンで変更」がオフになっているときに、ホーム画面で音量調節ボタンを押す
の3つの方法で調節できます。
ホームボタンをダブルクリックすると、このように起動中のアプリの一覧が表示されます。この状態で右へ2回スワイプします。
すると、音量バーが出るのでこれをタップして音量を調節します。
受話音量
電話中に相手から聞こえる音の大きさのことを指します。「音が小さくて相手の声が聞き取りにくい」というときに調節します。
この音量は、電話中に音量調節ボタンを押すという方法しかありません。実際の通話でなくても、電話Appから「留守番電話」を起動することで、その間に受話音量を調整することもできます。
イヤホン接続時の音量
イヤホンを接続したときの音量を示します。意外と知られていないかもしれませんが、iPhoneはイヤホンを接続したときの音量を記憶しています。
イヤホンを接続した状態で音量調節ボタンを押すと、音量を調整することができます。イヤホンをはずすと、音量はイヤホン未接続時の音量に戻ります。
一度好きな音量に設定しておけば、イヤホンを接続するたびに音量調節するという手間が省けるので大変便利です。
まとめ
知らなかった人はぜひ覚えておきたい機能ですね。
「いつの間にかアラームの音量が小さくなってしまった」といったことを防ぐためにも、iPhoneの音量調整はよく確認しながら行ったほうが良さそうです。